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平成16年に完成した永山新川管理センターさららは永山新川を管理する施設ですが、永山新川と石狩川を色々な展示物や映像で紹介。永山地域の文化や歴史を郷土資料とパノラマ模型で再現するミニ博物館も。展望台もある。
牛朱別川は大雨が降ると氾濫を繰り返し昭和初期に一度切り替えられています。都市化に伴って新たな氾濫の危険が高まり、今度は牛朱別川の水を放水路によって街中を流すことなく直接に石狩川に流す事で洪水を防ぐ。
さららの前で道路を挟んで広がる公園では遊水池を囲むように公園がパークゴルフ場として整備されています。小さなパークゴルフ場ですが地域の人たちには憩いの場。大勢で行くなら永山橋下流左岸のパークゴルフ場がお勧め。
永山新川の両岸を下る路はだらかなスロープとなっていて車椅子でも川原に行ける構造で誰でも河と水に親しめるように配慮されたバリアフリーとなっている。元気な方には一直線に下る階段も有るので好きな方をどうぞ。
永山新川の排水桶門の上屋や水位観測所は永山の開拓当時の芝居小屋河野座、永山屯田兵屋、永山戸長役場、永山劇場役場、永山村役場などの建物を再現した作りになっています。永山戸長役場は復元され市内にあります。
永山新川は人工の川ですが、原始河川の持つ生物の多様性をも人工的に再現するべく、中州の形成で流れに変化をもたせ水止め工で止水面を確保し水鳥が飛来しやすいようにするなど色々な工夫がこらされています。
永山新川が完成して時間の経過とともに川岸には色々な植物が繁殖しそれに伴い昆虫や動物の姿が見られるように成りました。アオサギが魚を捕らえる姿もみられ、魚類も増えてきているようで、釣りの出来る川になるかもね・・
永山新川では春から秋にかけて水鳥をメインに多くの渡り鳥や野鳥がやってきます。特に春先は川を埋め尽くすほど多くの渡り鳥が訪れます。あなたも野鳥図鑑やカメラを持って新川のみずべに出かけてみませんか。但しエサやりは厳禁です。
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